野中 郁次郎
一橋大学名誉教授
知識創造理論を世界に広め、ナレッジ・マネジメントの権威。海外での講演も多数。
2002年、学術研究や芸術・文化などの分野で顕著な功績のあった人に贈られる紫綬褒章を受章。同年、米国の経営学会で一番権威のあるアカデミー・オブ・マネジメント・フェローグループに、アジアから初めて選出され、2007年アカデミー・オブ・マネジメント・インターナショナル部門エミネントスカラー賞を受賞。また2008年5月5日のウォールストリートジャーナル「The most influential business thinkers 最も影響力のあるビジネス思索家トップ20」でアジアから唯一選出された。2010年秋、瑞宝中綬章を受章。2012年6月には米国の学会アカデミー・オブ・インターナショナル・ビジネス(AIB)のエミネントスカラー賞を受賞。2013年11月に最も影響のある経営思想家50人を選ぶThinkers50のLifetime Achievement Award(生涯業績賞、功労賞)を受賞。2015年12月、日本学士院会員に選定。さらに、2017年11月、カリフォルニア大学バークレー校ハースビジネスクールより「Lifetime Achievement Award(生涯功労賞)」を受賞。
2002年、学術研究や芸術・文化などの分野で顕著な功績のあった人に贈られる紫綬褒章を受章。同年、米国の経営学会で一番権威のあるアカデミー・オブ・マネジメント・フェローグループに、アジアから初めて選出され、2007年アカデミー・オブ・マネジメント・インターナショナル部門エミネントスカラー賞を受賞。また2008年5月5日のウォールストリートジャーナル「The most influential business thinkers 最も影響力のあるビジネス思索家トップ20」でアジアから唯一選出された。2010年秋、瑞宝中綬章を受章。2012年6月には米国の学会アカデミー・オブ・インターナショナル・ビジネス(AIB)のエミネントスカラー賞を受賞。2013年11月に最も影響のある経営思想家50人を選ぶThinkers50のLifetime Achievement Award(生涯業績賞、功労賞)を受賞。2015年12月、日本学士院会員に選定。さらに、2017年11月、カリフォルニア大学バークレー校ハースビジネスクールより「Lifetime Achievement Award(生涯功労賞)」を受賞。
主な著書
- 『組織と市場』千倉書房、1974年(日経・経済図書文化賞)
- 『日米企業の経営比較』(共著)日本経済新聞社、1983年(組識学会賞)
- 『失敗の本質』(共著)ダイヤモンド社、1984年
- 『企業進化論:情報創造のマネジメント』日本経済新聞社、1985年
- 『知識創造の経営』日本経済新聞社、1990年(経営科学文献賞)
- 『知力経営』(共著)日本経済新聞社、1995年
(ファイナンシャル・タイムズ/ブーズ・アレン&ハミルトン社「最優秀マネジメント・ブック」賞) - 『アメリカ海兵隊-非営利型組織の自己革新』中公新書、1995年
- 『知識創造の方法論』(共著)東洋経済新報社、2003年
- 『イノベーションの本質』(共著)日経BP社、2004年
- 『戦略の本質』(共著) 日本経済新聞社、2005年
- 『イノベーションの作法』(共著)日本経済新聞出版社、2007年
- 『美徳の経営』(共著)NTT出版、2007年
- 『イノベーションの知恵』(共著)日経BP社、2010年
- 『知識創造経営のプリンシプル』(共著)東洋経済新報社、2012年
- 『失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇』(編著)ダイヤモンド社、2012年
- 『ビジネスモデルイノベーション』(編著)東洋経済新報社、2012年
- 『アジャイル開発とスクラム』(共著)翔泳社、2013年
- 『戦略論の名著』(編著)中公新書、2013年
- 『アジア最強の経営を考える』(共著)ダイヤモンド社、2013年
- 『史上最大の決断』(共著)ダイヤモンド社、2014年
- 『実践ソーシャルイノベーション』(共著)千倉書房、2014年
- 『全員経営』(共著)日経BP社、2015年
- 『知的機動力の本質』中央公論新社、2017年
- 『本田宗一郎』PHP研究所、2017年
- 『直観の経営「共感の哲学」で読み解く動態経営論』(共著)KADOKAWA、2019年
- 『知略の本質-戦史に学ぶ逆転と勝利』(共著)日本経済新聞出版社、2019年
- 『ワイズカンパニー』(共著)東洋経済新報社、2020年
- 『共感経営』(共著)日本経済新聞出版、2020年
- 『共感が未来をつくる』千倉書房、2021年
- 『アジャイル開発とスクラム 第2版』(共著)翔泳社、2021年
- Strategic vs. Evolutionary Management (with co-authors), North-Holland, 1985
- The Knowledge Creating Company (with co-author), Oxford University Press, 1995(『知識創造企業』東洋経済新報社、1996年)(米国出版社協会 (経営書部門)「ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤー」賞)
- Enabling Knowledge Creation (with co-author), Oxford University Press, 2000 (『ナレッジ・イネーブリング』東洋経済新報社、2001年) (米国出版社協会 経営書部門「ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤー」賞)
- Managing Industrial Knowledge (with co-author eds.), Sage, 2001.
- Knowledge Creation and Management (with co-author eds.), Oxford University Press, 2007.
- Managing Flow (with co-authors), Palgrave Macmillan, 2008.(『流れを経営する』東洋経済新報社、2010年)
- The Wise Company (with co-author), Oxford University Press, 2019.
略歴
1958年3月 | 早稲田大学政治経済学部政治学科 卒業 |
1958年4月 | 富士電機製造株式会社入社 |
1968年9月 | カリフォルニア大学 バークレー校 経営大学院 MBA |
1972年9月 | カリフォルニア大学 バークレー校 経営大学院 Ph.D. |
1977年4月 | 南山大学経営学部教授 |
1979年1月 | 防衛大学校教授 (社会科学教室) |
1982年4月 | 一橋大学商学部産業経営研究所教授 |
1987年10月 | 一橋大学商学部産業経営研究所長 |
1991年4月 | 科学技術庁科学技術政策研究所第一研究グループ総括主任研究官併任 |
1997年4月 | 北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科長 |
1997年5月 | カリフォルニア大学(バークレー校)経営大学院ゼロックス知識学ファカルティーフェロー |
1999年3月 | ヘルシンキ経済経営大学院知識イノベーションセンター名誉研究所長併任 |
2000年4月 | 一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授 |
2006年4月 | 一橋大学名誉教授 |
2006年4月 | 一橋大学大学院国際企業戦略研究科客員教授 |
2007年1月 | クレアモント大学大学院ドラッカー・スクール名誉スカラー |